腰痛のストレッチは即効きく大腰筋がポイント!緩めると効果的♪
長引く腰痛は辛いものがありますね。
長時間のデスクワークや立ちっぱなしなど同じ姿勢が続くと、腰痛持ちにはきつく、改善も中々難しいことがあります。
そんな腰痛の改善には様々なストレッチがありますが、今回は、即効性が高く、腰痛と関係が深い大腰筋にスポットライトを当ててみました。
腰痛に即効きく大腰筋ストレッチをご紹介します。
腰痛に即効性のある大腰筋ストレッチ
大腰筋は、背骨から骨盤を通って太もものあたりまで伸びる筋肉のひとつです。
身体の左右にあり、足を動かしたり姿勢を保つのに重要な役割を担っています。
この大腰筋が緊張し固く縮んでいると、猫背になり腰痛の原因になります。
そんな大腰筋のストレッチ法をご紹介しましょう。
大腰筋ストレッチ1
- 片足は膝を付き、もう片方の足は足裏を床に付けます。
- 膝の角度はそれぞれ90度にします。
- 上半身はまっすぐ前を向きます。
- 前にした足にゆっくり上半身で体重をかけていきます。
- 後ろ足の方の股関節の辺りがしっかり伸びればOKです。
足を前後にしっかり開くようにすると効果的です。あまり無理に力を入れると、腰に負担がかかりますので、十分注意しながら行いましょう。片足ができたら反対側も行います。
気持ちいい程度にストレッチすると、大腰筋が伸びて効果的です。
大腰筋ストレッチ2
- 仰向けになります。
- 片方の膝を曲げ、両手で抱えます。
- 手でしっかりと押さえると、太ももの裏側が伸びると思います。
- しっかり伸びたら、膝を内側へ向けて同じように伸ばします。太ももの外側が伸びると思いますので、しっかり伸ばしましょう。
こちらも左右両方行います。
普段同じ姿勢が続いたり、猫背気味で腰の痛みが気になる方は、伸ばしてみると固くなっているはずです。
ゆっくり深呼吸しながら伸ばしていきましょう。
大腰筋を緩めると効果的なのはなぜ?
大腰筋は、正しい姿勢を保つという重要な役割があります。
この大腰筋が縮んでいると、上体を後ろに反らせることが難しくなり、猫背やO脚になってしまいます。
ずっと同じ姿勢でかがんでいたり、クッションの柔らかい椅子に長時間座りっぱなしなったりすると、背中が固くなって腰が動かし辛いはずです。
これは、大腰筋が緊張し縮んでしまっている状態です。
この状態が長く続くことで猫背になり、腰痛を引き起こしてしまいます。
ですから、縮んだ大腰筋を緩めることで、腰痛の改善に効果があるということです。
腰痛と同時に、日頃から猫背が気になるという方は、大腰筋を緩めることが大変重要です。
最後に
猫背による腰痛は、背中全体が張って肩や首まで痛める原因になります。
長時間の同じ姿勢の合間には、大腰筋のストレッチをできるだけ取り入れてみて下さい。
そうすることで、腰や肩、首の痛みが楽になって仕事や作業もしやすくなってくるはずです。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。