低血圧の数値とは?危険値と正常値を年齢別(10代〜70代)で解説

血圧の異常と聞くと、思わず高血圧をイメージしてしまうほど、世間では高血圧の悪影響が叫ばれています。

しかし、逆の低血圧も身体にとっては良いものとは言えないことをご存知でしたか?

放っておくと、思わぬケガの原因や、原因不明の体調不良を引き起こす可能性も!?

一般に低血圧といわれる数値は最高血圧(収縮期血圧)が100以下の場合です。

ちなみに血圧の正常値を皆さんご存知でしょうか?血圧の正常値は日本高血圧学会で以下のように定められています。

(最高血圧)135mmHg以下かつ(最低血圧)が/85mmHg以下であることとされています。

そして、この正常値を満たしている人の割合は年代毎に異なってきます。

20代:95.2%
30代:89.7%
40代:82.2%
50代:58.2%
60代:39.4%
70代:男16%―女18%

となっており、50代を過ぎると、途端に血圧の正常値を保てなくなっていることが分かるかと思います。

今回は、低血圧が及ぼす身体への影響と血圧の正常値の考え方についての情報をお届けいたします。

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低血圧も実は体に良くなかった!?血圧の正常値と低血圧の数値を知ろう。

一般的に血圧は高い値の方が身体に悪く、健康を害すると思われがちです。

特に、低血圧で朝が苦手で……。と言うものなら「気合が足りない!!」とかい言われがちですよね。

まぁ、例に挙げただけで、朝が弱いことと低血圧には科学的な関連がないと言われているので、そこは注意してください。

先程も簡単に触れましたが、低血圧の数値は最高血圧が100mmHgを下回ると、低血圧といわれます。

国際的な取り決めはありませんが、最低血圧が60mmHgを下回ることも基準にしている医師もいます。

さて、低血圧で引き起こされる症状としては以下の様な症状があるのでご紹介します。

めまい
たちくらみ
倦怠感
疲れやすい
動悸・息切れ
肩こり
胃腸の不調

こんなにも、色々な身体症状が低血圧を原因として引き起こされるといわれています。

低血圧と一口でまとめていますが、低血圧には、原因によっていくつかの種類があります。

まず、原因が分からず体質が原因だと言われている本態性低血圧。

次に、ベッドから起き上がる時や、長時間座った後に立とうとすると引き起こされる、起立性低血圧。

そして、心臓や、循環器の手術後に引き起こされる低血圧に、薬物治療などをきっかけに起こる低血圧です。こちらは、判明次第治療を行うことが望ましい低血圧です。

自分が低血圧だと思う時は、まず何が原因で引き起こされている低血圧なのかということを知ることが重要になります。

では、低血圧の何が良くないのかというと、血圧が低いことによって、体中に血液を巡らせる力が弱くなりがちであるということです。

筋肉や内臓に血液を十分に供給できなければ、筋肉の疲労が早くなりますし、老廃物を運ぶ力が弱くなるため、疲れやすかったり、虚弱体質になりやすくなったりします。

消化器への血液の供給が滞れば、消化機能が弱まり、胃もたれをしやすくなったり、栄養吸収が鈍くなったり、下痢や便秘を引き起こしたりします。

こういった症状がみられる方は一度ご自身の血圧を気にしてみてください。気付いていなかっただけで、低血圧だったということがあるかもしれませんよ?

ちなみに、成人の正常値は135/85mmHg以下と日本高血圧学会で定められています。

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年齢が違っても血圧の基準は一緒なの?年齢別の正常値を知ろう!!

人は年を重ねると、どうしても体のあちこちの器官が老化してきます。血管もその例に漏れません。

血管が老化してくると弾力性を失ってきて、血圧を適切に保つ力が弱くなってきます。

そのため、年を重ねると高血圧になりやすくなってきます。

そんな時に、全ての年齢の人が同じ基準で決められるのはおかしいということになってきますよね?

そのため、日本人間ドック協会では血圧の基準値の改訂を行いました。

年齢別にまとめてみましたので以下をご覧ください。

30代:114~124/71~79mmHg
40代:123~130/77~84mmHg
50代:133~138/81~85mmHg
60代:141/83mmHg
70代:145/80mmHg

になります。10代20代に関しては人間ドックを受けている絶対数が少ないので、新基準というものは考えませんが、30代より低値であることは間違いありません。

逆に、10代20代で高血圧と診断される135/85mmHg以上の血圧を示す時は、何らかの病気を疑った方が良いでしょう。

危険値を覚えてこれよりも高くなったり低くなったりしたらすぐに病院へ!!

血圧が低かったり、高かったりは、一日の中でも変動しますし、体調によっても変動します。

しかし、あまりに血圧が低いと、血液循環がうまくできず、意識消失を起こしたり、逆に高いと、血管が切れて重篤な状態に陥ることがあります。

そんなことにならないように、上と下の危険値を覚えておきましょう。

まず、上の値ですがそれは180/110mmhgです。

高血圧で緊急搬送される方の多くはこの値を超えているということですので、これを超える様であれば、いつ血管が切れてもおかしくないと思って、すぐに医療機関を受診しましょう。

そして、下の血圧ですが、これは最高血圧が70mmHgを下回った時は、医療機関を受診するようにしてください。

最低血圧の基準は残念ながら正確にお伝えすることができません。というのも、血圧があまりにも低下すると、特殊な装置を血管の中に挿入しないとわからないからです。

ですので、日常生活では最高血圧が70mmHgというのをボーダーラインとして覚えておいてください。

自分の身体と、良く向き合って健康的に過ごしましょう。

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