睡眠薬の副作用【幻覚や頭痛】に悩んでいる人へ
不眠症や睡眠障害の人が服用する睡眠薬。
眠れないことで生活に障害を起こさないためには適切に服用することも必要になることもあるでしょう。
ただ副作用もあるので注意が必要です。
睡眠薬の副作用の中でも幻覚やひどい頭痛といった症状が起こっている場合は薬との相性を考える必要があるのかも知れませんね。
今回は睡眠薬の副作用について調べてみました。副作用で幻覚や頭痛に悩んでいる方は良かったら参考にして下さい。
睡眠薬の副作用による幻覚とは
睡眠薬を服用している人の中で幻覚という症状を起こすことがあります。
幻覚の症状は人によってそれぞれ違います。
ただ現実には存在しない物や人物が見えることもありますし、人の声など幻聴と同時に起こることもあります。
さらには実際に何も触れていないのに、何かに触れられたような感覚が起こるのも幻覚と同じような副作用と考えられます。
このような副作用を起こしやすいのは現在はあまり使用されることのなくなった古いタイプの睡眠薬バビルツール酸系(イソミタール、ラボナ、フェノバールなど)だと言われています。
依存性が強いことや、副作用の危険も高いことで現在はほとんど使われていません。
なので睡眠薬が改善された現在ではあまり見られなくなった副作用です。
ただ、安全面を改善された睡眠薬でも、過剰摂取やお酒との同時摂取などでは幻覚や記憶障害などを起こしやすくなります。
決められた服用方法を守らないと怖いですね。
睡眠薬の副作用で頭痛が続く場合
幻覚や幻聴、記憶障害のようなちょっと怖い副作用はあまり頻繁に起こることではありませんが、慢性的な頭痛の症状は睡眠薬を飲んでいる人には多く起こります。
この原因は直接的に睡眠薬が何か影響があるということよりも、薬の効果が続くことや効き過ぎていることが考えられるようです。
朝起きてもぼーっとしたり、身体がだるくて重く感じるのは薬の効果が切れなくて持ち越してしまっているからです。
睡眠薬によってまだ眠っているような状態なのに、無理に行動しようとすることで起こる倦怠感や疲労感から起こる頭痛です。
そしてもう一つは、睡眠薬がしっかり効いていて、眠っている間に適度な寝返りをできないことで血行が悪くなり頭痛しやすくなることも可能性があります。
いずれにしても、睡眠薬を飲んでいて頭痛が続く場合は、薬の効果が強すぎるかも知れないので、もっと優しい効き目の薬に変更してもらうように相談してみることをおすすめします。
睡眠薬の副作用を防ぐためには
睡眠薬には副作用の危険が全くゼロというものはありません。
薬というのは万人に絶対安全ということは断言できないものなんです。
安全には徹底して開発されているのは間違いありませんが、人間の身体は人それぞれ違うため万が一ということはあると考えておきましょう。
できれば睡眠薬を長く飲み続けることを避けられるように、眠りの改善をしてみましょう。
朝陽を浴びて体内時計を正しく調整することからはじめてみませんか?
自律神経を整えるのに一番簡単なことなので、まずは体内時計のネジを毎日巻き直す習慣からやってみるのもイイのではないでしょうか。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。