夢を見るのは眠りが浅いから?原因と対策で熟睡できる方法を伝授

夢を見るのは眠りが浅い証拠だとか言われていますが、たしかに夢を見た翌朝は「よく寝た!」って感じがなんとなくしないときが多いですよね。

起きてからホンワカ幸せに感じる夢もあれば、夢の途中でガバッと起きて「夢でよかった!」と大量の嫌な汗をかいてしまう嫌な夢もあるのですが、眠りが浅いのはやっぱりこういった夢を見るのが原因?

眠りが浅いと翌日にも影響が出るし、さらには健康に響いてくるって色んな方面から言われているから、なんとも原因を探り、質の良い睡眠を取れるように対策を取りたいです。

そういうことで、今回は『夢を見るのは眠りが浅いから?原因と対策で熟睡できる方法』などを調べてみました。良かったら参考にしてください。

夢を見る=眠りが浅い原因?

そもそも夢を見るというのはどういう状態なんでしょうか?夢を見るイコール眠りが浅いと言われているその原因とは何なんでしょう?

「眠る」という状態は浅い眠りと深い眠りとに別けられるのはご存知ですよね。意識がある状態から無意識の状態へと「落ちてゆく」のですが、意識がある眠りの側からじわじわゆっくり落ちていき、そしてその無意識への境界線へとたどり着くと、ストンとものの数秒で無意識側へと落ちます。

枕の上に頭を載せてからウツラウツラと眠りにつくとき、自分の考えていることが頭に浮かんだりしますよね。あーでもないこーでもない、とか今日はいい日だったとか、駄目な日だった、とか。このときに眠れないー!ってのが多いのは筆者もよくあります。

そしてその状態からだんだん眠りへとついていくのですが、このとき「自分でコントロールする思考」から、無意識側へと落ちてゆく際に、徐々に「無意識下での考え」が出てきます。

ちょうどシーソーが徐々に傾く側をスイッチする感じ、といえばイメージし易いでしょうか。この無意識下での考えが出てくること、これが「夢を見る」と表現されます。

ということは、夢というのは「自分が持っている無意識の思考を表す、自分でコントロールできない思考」ということになります。

どんな夢を見るか、そしてそのときにどんな感情が出てくるのかということに焦点を当てて考えると、自分の意識があるときに感じたくない、または想像したくないものが出てくるのが「夢」ということです。

すなわち、夢を見ている状態ということは、深く眠っている状態なので、眠りが浅いから夢を見るというわけでは無いのです。

ぐっすり眠る!その対策とは?

眠りというのは眠りが浅い状態からから深い眠りと移行して、そしてまた徐々に浅い眠りへと戻ってきてまた深い眠りにと落ちる、というのとを繰り返していることを指します。また前述のシーソーをイメージしてもらえればいいのですが、シーソーがゆっくりゆっくり右から左へ傾き、また左から右へとゆっくりと傾いていく状態が身体にとって一番休める状態です。

睡眠と切っても切れない関係なのが「成長ホルモン」です。成長ホルモンは文字通り身体の成長を促すホルモンですが、簡単に説明すると身体を修理する役割も担っています。

成長ホルモンは浅い眠りのときに分泌されるのですが、浅い眠りから「ガコン!!」と深い眠りに落ちてしまうと、それが思うように分泌されません。これがすなわち「寝たのに全然疲れが取れてない」という状態になる原因です。成長ホルモンが疲れに対する鍵を握っていたんですね。

ではどのようにして質の高い睡眠をとれるのでしょうか?対策を探ってみましょう。

アプリの活用

寝る時間と起きる時間を決めるというのも重要な要素です。今は寝る時間の少し前になるとアラーム機能で「お布団に入る時間だよ~」と知らせてくれるスマホのアプリなどもあるので、ダラダラ夜更かし等といったことも減らせます。

実は筆者も優しいチャイム音で「後15分で寝る時間だよ」と教えてくれるアラーム機能を愛用しています。その15分で歯を磨いたり、ササッと片付けをしたりしています。「もう寝る時間!」を意識できて、無駄な夜更かしを減らせるので、結構オススメですよ。

寝る前の飲食はNG

当たり前ですが、カフェインやアルコールを寝る前に摂取しないということも大事ですね。お腹が空いたからといって何かつまんだり、香辛料が多く使われているものを寝る直前に食べたりすると消化不良を起こしてしまう場合もあり、結果的に眠りの質が落ちてしまいます。

何か温かいものが飲みたい場合は、カフェインレスのハーブティー、特にカモミールティーがオススメなんですが、カモミール飲むとなぜか喉が渇くという人は白湯なんかもいいですよ。あったかくなって気持ちが落ち着きます。緑茶はカフェインが入っているので、飲むんだったら朝起きたときに飲みましょう。

ストレス対策をとる

2013年のアメリカ精神学協会により「ストレスが質の悪い睡眠に関連していて、質の悪い睡眠が更なるストレスになってしまう人が大多数」という世論調査の結果が発表されました。これは正に「イタチごっこスパイラル」!

このイタチごっこスパイラルを断ち切る為に、布団に入る前に気分を落ち着ける音楽を聞いてみたり、リラックスできる本を読んでみたり、自分にあったストレス解消方法を試してみましょう。

出典
http://www.apa.org/news/press/releases/stress/2013/sleep.aspx?item=2

他にも対策はある?

部屋の温度を低めに設定することから始めましょう。騒音のあまりない、暗い部屋で眠るということも質の高い睡眠には欠かせません。テレビを消したり、遮光カーテンを使ってみるということも良いアイデアです。

嫌な夢を見てしまい再び眠りにつくのが難しいといったときなんかは、メモ帳なんかにどんな夢を見たのか書き出してみて落ち着きを取り戻しましょう。頭の中が整理されて、またゆっくり眠れるようになります。

夢を見るが故にいい睡眠がとれないという場合は、夢の内容をだれか信頼できる人に打ち明けてみるのも良いかもしれません。それが無理な場合は、自分でノートに書き出してみるのも対策になります。

どんな夢を見るの?その原因とは

夢と言っても「ちょ、めっちゃいい夢見た!」って時と「うわぁぁぁ!…はー、夢でよかった!」って時がありますよね。このブログの中の人は両生類が非常に苦手なので、カエルなんかが出てきたときは半べそかきながらガバっと起きてしまいます。

嫌な夢を見たあときって、寝汗で自分の寝具もじっとしてるんですよね、そういう時。カエルの夢を見たいと思って眠りにつくわけではないのに、一体全体何なんでしょうか。

夢占いや、夢事典、夢判断なるものが世の中にはあるのですが、みんな一体全体どんな夢を見るんでしょう?代表的なものを少し見てみました。

崖やビルなどから落ちる

ありますね。落ちた瞬間に「…っうわ!」ってなるんですよね。心臓バクバクします。落ちる夢が意味するところは、「人生の特定の何かに対してコントロールを失うことを恐れている」だそうです。心配することをやめて、もう少し他の人に頼ると落ちる夢を見なくなるそうですよ。

追いかけられる

脅迫的に何かについて心配しているときに「追いかけられる」夢を見ると言われていますが、あなたを追いかけているのが誰なのかというのが重要なようで、「追いかけている人やもの」が心配していることなどの現れなのだとか。

この追いかけられる夢というのは「よくある嫌な夢ランキング1位」らしく、いろいろな解釈の仕方が出ています。直面したくない問題を抱えていたりするときにこの夢を見る確率が高くなるそうです。

勉強してないのにテスト受ける羽目になる

これね~、学生だったらわかるんですけどね、中間や期末試験がない大人になっても試験の夢見ると焦りますよね。嫌な夢ランキングに入ってるのも納得します。

これは「人生においての自分の成果について、自分自身で厳しくジャッジしすぎ」なのが原因となって、勉強してないのにいきなり試験をうけることになったという夢を見ることが多くなります。

自分が何を知っているとか、どんなことをやってきたなど、自分の自信になるようなことを起きている間に積極的に考えるようにして、自分に対してジャッジメンタルにならないようにするとこのテスト受ける夢は見なくなるそうですよ。

夢を見るときは眠りが浅いわけではなく、じつは正反対だったということが今回わかりました。上記の対策をしっかり取り、質の良い睡眠を確保できるようになりたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

サブコンテンツ

このページの先頭へ