テフロン加工とは?フライパンを復活させることはできるのか!
テフロン加工のフライパンを使っている人も多いのではないでしょうか。
テフロン加工だと、炒めるときに食材が焦げ付く心配がなく、使用後に洗う時も楽ですよね。
でもしばらく使っていると、段々焦げ付きやすくなっていることもあります。
こんなとき、フライパンを元の状態に復活させることは可能なんでしょうか?
テフロン加工について理解し、フライパンと上手に付き合いましょう。
テフロン加工とは?
まずテフロンとは、フッ素樹脂のことです。
フッ素樹脂とは、プラスチックの総称のことですが、代表的なフッ素樹脂のひとつに、フッ素と炭素のみで構成されるPTFEというものがあります。
これが「テフロン」と名付けられたのです。テフロンは加工名ではなく、商品名のことだったんですね。
そして、このテフロンというフッ素樹脂をフライパンの表面などに塗ることを「テフロン加工」といいます。
テフロン加工の耐久性
テフロン加工は、使っていくうちに剥がれてきます。
耐久性は、使い方や使う頻度によって変わってきますが、1年~2年ほどで剥がれてくることが多いようです。
安いフライパンだと、1年以内に剥がれてしまうこともあります。
フライパンを復活させることはできるのか
テフロン加工が一度剥がれてしまった場合、自分で直すことは残念ながらできません。
専門の業者に、フライパンに再びテフロン加工をしてもらうことはできます。
この場合、普通サイズのフライパンで2,000~3,000円前後が相場のようです。
業者へ郵送などをする場合は、送料も別途でかかるので、まとめて家にある傷んだフライパンをお願いするといいかもしれませんね。
テフロン加工を長持ちさせよう
一度剥がれてしまったテフロン加工は、自分で復活させることは難しく、業者に依頼するか、新しく買い替えるしかありません。
しかし、正しい使い方をすれば、びっくりするくらい長持ちさせることができます。
テフロン加工フライパンの正しい使い方
・空焚きをしない・・・テフロン加工は260度までは大丈夫ですが、それ以上高温になると剥がれやすくなってしまいます。
・フライパンに傷をつけない・・・これは想像できますよね。ヘラなどで傷が付くと表面が傷んで剥がれる原因になります。
・熱くなったまま水につけない・・・テフロン加工は温度差に弱いです。冷ましてから洗うようにしましょう。
・洗う時はゴシゴシせず、やさしく洗う・・・汚れを必死に落とそうと、ゴシゴシすると、テフロン加工が剥がれやすくなります。
最後に
テフロン加工はとてもナイーブなものですね。意外と間違った使い方をしている人も多いかもしれません。
少しだけ意識して長持ちさせるようにしてみましょう。
大切に使っているフライパンは、少しお金がかかりますが、再加工してもらうことをおすすめします。
買い替えるよりは安くつくと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。