卵のサイズの違いは重さやグラムで決まってる?S,M,Lの使い分けについて
たまごに表示されてあるSやMにL。
服のサイズのように、たまごにもサイズがあるみたいです。
こういった卵のサイズの違いは具体的に何なんでしょうか?
たまごの重さや、料理の時の使い分けのコツをご紹介します。良かったら参考にしてみて下さい。
卵のサイズの違いは重さやグラム?
卵のサイズは、農林水産省によって定められています。
基準は卵の重さで、基本的に6段階(SS・S・MS・M・L・LL)に分けられます。
一番小さいサイズのSSの重さが40~46gで、6gずつサイズが上がり、一番大きいLLは70~76gほどの大きさに。
実はこの卵、サイズは違っても黄身の大きさは大差がないといわれています。
つまり、卵のサイズの違いは、白身の量の違いということです。
ちなみに卵のサイズは、小さいサイズほど若いニワトリが産んだもので、大きいサイズになるにつれて年齢の高いニワトリが産んだものになります。
これは、年を重ねるにつれて卵管が太くなり卵白の分泌が増えるためです。
ニワトリは生後4か月ごろから卵を産み始め、8年くらいまで生み続けるそうです。
卵の使い分けのコツ
上記のように卵のサイズの違いは、主に白身の量によります。
従って、卵を使う時はこの違いを利用して使い分けることをおすすめします。
卵白を多く使う料理にはLサイズ、卵黄を多く使う料理にはSサイズというかんじです。
【卵白を多く使う料理】
- ケーキのスポンジに使うメレンゲ
- ふわふわオムレツ
- 茶碗蒸し
【卵黄を多く使う料理】
- アップルパイの仕上げ
- たまごかけごはん
- 卵黄醤油漬け
- 濃厚カルボナーラ
ふわふわな仕上がりにしたい場合はLサイズ、濃厚な味わいにしたい場合はSサイズというように使い分けると、いつもの料理が美味しさアップになりおすすめです。
またゆでたまごは、黄身の部分と白身の部分がバランスよくあった方がきれいなので、Mサイズだと丁度良さそうですね。
最後に
手に取って比べてみると、サイズによって全く大きさが違うたまご。
あんなに大きさが違うのに、卵黄の大きさに変わりがないというのは驚きです。
ほとんどが卵白の量の違いによるものだったとは知りませんでした。
人によっては、卵白と卵黄によっても好き嫌いが分かれますから、このサイズの違いを知っておけば、無駄が少なくて済むかもしれませんね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。