食器洗いのスポンジの替え時とは?除菌や使い分けの正しいやり方!
食器洗いに欠かせないスポンジ。皆さんはどのように管理をしていますか?
スポンジの替え時は意識したことはありますでしょうか?
「交換時期?必要なの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あのスポンジは実は多くの細菌が潜んでいるのです。
細菌が多く潜んでいると、どうしてもいや~な臭いがスポンジからしたり、酷い時は洗った食器からしたりします。
そこで、除菌効果のある洗剤を使ったりするけど、中々臭いが取れなかったりします。
無頓着に使っていると、スポンジの菌をせっかく洗った食器に広げてしまうことも……。
そのために、スポンジを使う用途毎に使い分けたりする方法もあります。
いつまでも、清潔な食器で食事をしようと思ったら、食器洗いのスポンジは、適切な時期の交換と、正しい除菌が大事になります。
今回は、『食器洗いのスポンジの替え時とは?除菌や使い分けの正しいやり方!』についてご説明していきます。
食器スポンジの適切な替え時とは?
まず、お手軽な方法として、使っているスポンジを交換してしまう!という選択肢があるかと思います。
この交換についても、それぞれの時期で行っているのではないかと思います。
スポンジの汚れが目立つようになったら。スポンジがへたってきたら。泡立ちが悪くなったら等々。
一般的に、スポンジの交換の目安は一ヶ月と考えてください!
しかしこの一ヶ月というのも、使った後にしっかり食べかすなどの汚れを落として、水をきっちり切って乾燥させて保管している場合です。
スポンジを洗わず、水切りもあまりしっかりしないというような方は、二週間で交換することをお勧めします。
というのも、食べかすなどの栄養分がスポンジに付着したままだと、菌が繁殖しやすいですし、湿った状態で保管しておくのも、菌やカビの繁殖を促す要因になるからです。
殆ど、家で自炊をせず、スポンジが常に乾いた状態であるとかであれば、もう少し、長いサイクルでの交換でも構わないでしょう。
ポイントは、見た目上キレイとか、へたっていないから交換しなくても大丈夫ではなく、目に見えない菌が繁殖しているかいないかなので、基本的には一ヶ月以内ごとの交換をオススメします。
スポンジ除菌の正しいやり方
では、スポンジの菌を増やさないのが大事だということは、ハイターにつけたり、今流行の『スポンジの除菌もできる食器用洗剤』を利用するのはどうか?
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろんこれらも大変有効です。しかし、正しい使い方をしないとその効果はほとんど得られなくなってしまうので、注意が必要です。
では、正しい除菌方法をご紹介します。
- 食器を全部洗ってしまいます。
- スポンジについた食べかすや汚れをきれいに落としてしまいます。
- 水気をしっかり切ります。
- 適量に希釈したハイターに浸漬する又は除菌効果のある食器用洗剤をスポンジに十分(約8ml)含ませ置いておく。
- ハイターを使用した場合は決められた時間浸漬した後はよくすすいで水を切り乾燥させる。
- 除菌効果のある食器用洗剤を使用した場合は次回までそのまま置いておき、使う時はそのまま使う。
[aside type=”normal”]ハイターを使う際は裏面に希釈濃度と浸漬時間があるので確認しましょう。[/aside]
このことさえ守れば、スポンジの除菌をしっかり行うことができます。
清潔なスポンジで食器を洗うと、臭いも防ぐことができますし、気持ちもスッキリしますよね♪
でも、しっかり除菌したスポンジでも、食器とシンクと排水口と……。台所回りをひとまとめに一つのスポンジで洗ってしまうと台無しです。
スポンジの使い分けをしましょう
では、せっかくきれいにしたスポンジを気持ちよく使うために何をしたらいいのでしょうか?
そう、洗うものに合わせて使うスポンジを『使い分ける』のです。
基本の使い分けは『食器用』と『シンク用』の二種類になるでしょう。
そこに、加工をしているフライパンや鍋用のスポンジを加えたり、油汚れが酷いもの用を加えたりなどはあるかと思います。
もっとも大事な使い分けは、『食器や鍋などの口や食材が触れる物用』と『口や食材が触れないもの用』の最低二つに分けることです。
適切な除菌・使い分け・交換を
臭いのする食器でご飯を食べたくないでしょうし、キレイなのか不安なスポンジで食器を洗うのも気が引けますよね?
また、清潔かどうか不安のあるスポンジで洗った調理器具で料理をするのも中々に怖いものがあります。
スポンジを使い分けることにより無駄な菌を付けず、正しい日頃の除菌を行うことで菌の繁殖を防ぎ、適切な替え時で交換することで、清潔な食器で食事を摂り、清潔な台所で料理を楽しみましょう。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら幸いです。