サルモネラ菌の症状と潜伏期間について!卵は要注意
食中毒の原因となるサルモネラ菌。
食中毒は小さい子供や高齢者の場合、重症になりやすく回復も遅れる傾向があるので注意が必要です。
サルモネラ菌による感染症を起こすとどんな症状になるのでしょうか。また、潜伏期間はどれくらいあるのでしょうか。
今回はサルモネラ菌の症状と潜伏期間について調べてみました。
私たちが普段食べている卵には注意が必要なようです。身近な食品ですので、しっかりと理解して食中毒を予防しましょう。
サルモネラ菌の症状と潜伏期間
サルモネラ菌による食中毒を、サルモネラ感染症といいます。
原因は、牛・豚・鶏・卵などの食品です。また、サルモネラ菌の感染者やペットのフンからの感染も考えられます。
日本での食中毒事例の中でも毎年上位になるほど多くの人が感染しています。
潜伏期間は8~48時間が平均的です。
症状は、まず激しい腹痛、吐き気、下痢などが起こります。血便がでることもあります。
そして高熱が出ます。このような症状は半日~4日ほど続きます。
腹痛はかなり強い痛みで、波のようにくり返し襲ってきます。下痢は食中毒の中ではもっとも程度の強い部類に属し、便は水様のことが多く、多少緑色がかっていることがあります。
卵には注意が必要
サルモネラ感染症の原因でも特に多いのが、卵です。卵内に菌が認められることがあります。
卵焼きやオムレツ、手作りケーキやマヨネーズなどからもサルモネラ感染症が起こるので注意が必要です。
予防と対策
サルモネラ菌の予防と対策は以下の通りです。
・肉類を生で食べることは控え、しっかり火を通して食べましょう
・肉類を扱った調理器具(まな板、包丁、フライパンなど)はしっかりと除菌します(熱湯消毒、エタノール消毒など)
・肉類を持った手や調理器具を洗ったスポンジなども必ず消毒します
・外出後やトイレの後は必ず手を洗い消毒を心がけましょう
・ペットを触った後は手を洗い、そのまま食事をすることは避けましょう
サルモネラ菌は、色々な消毒剤に対する抵抗性が弱い細菌です。
市販されている消毒剤でしっかり予防することができます。
最後に
サルモネラ菌は、私たちが普段生活している様々なところに潜んでいるのですね。
サルモネラ感染症は、発熱や嘔吐などが主な症状で、風邪と間違えやすいこともあるようです。
こういった症状があれば自己判断せず、病院へ行くことをおすすめします。病院で治療することで早く回復することと、二次感染を防ぐことができます。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。