寝言の原因!叫ぶ事や笑う事って大丈夫なの?
寝言は寝ている間のことなので、自分では中々わかりません。
でも、寝言で叫んだり大声で笑っていると、自分のその声に気付いて起きることがたまにありますよね。
目が覚めて、「うわ、今叫んでた・・・」と怖くなったりします。
寝言は何が原因なんでしょうか?叫ぶ事や笑う事は大丈夫なんでしょうか?
今回は、誰にでも経験のある寝言についてご紹介します。
良かったら参考にしてみて下さい。
寝言の原因
寝言とは、眠っている間に喋ったり会話をすることです。
眠っているので無意識の状態ですが、このとき、眠りの浅い「レム睡眠」の状態になっています。
この「レム睡眠」の状態のときは夢を見ていることが多く、また言語を司る大脳が起きているときに、寝言は出やすくなります。
たまに出る程度の寝言であれば、そんなに気にすることはありませんが、毎晩のように寝言が続いたり、うなされている場合は、ストレスが原因になっているかもしれません。
身体が疲れていたり心配事が増えるなど、過度のストレスがかかると、自律神経の働きが乱れます。
自律神経の働きが乱れると、眠りが浅くなり寝言が増える原因になります。
もし、ここのところ毎日のように自分の寝言で目が覚めたり、家族の人に寝言を指摘されている場合は、ストレスがないか確認してみて下さい。
寝言で叫ぶ原因
寝言で叫ぶことがある場合、注意が必要です。
このとき、「レム睡眠行動障害」の可能性があります。
通常、眠りの浅い「レム睡眠」の状態の時、脳は働いているので夢をよく見るのですが、身体はしっかりと休ませるように動かないようになっています。
ですので夢の中で色んなことをしていても、身体は反応しません。
しかし「レム睡眠行動障害」になると、動かないようになるはずの身体が動かせる状態のままになっており、夢で見たものに身体が反応し動いてしまいます。
そのため、夢の中で喧嘩、争い事、殴り合いや大激怒をすると、身体が反応して大声で叫ぶようなことが起こります。
寝言で叫ぶ以外にも、動き回り、人や物に危害を与えることがありますので、家族の中で異変に気づいたら、すぐに受診するようにしましょう。
寝言で笑う原因
寝言で笑う場合、楽しい夢を見ていると思うので、叫ぶことと比べると良さそうな気がします。
しかし、笑うということも「レム睡眠行動障害」の可能性があります。
大きな声で笑う以外にも叫んだり、ベッドから落ちたり、ものや人を殴るなどの動きがある場合はこの睡眠障害を疑ってみて下さい。
この「レム睡眠行動障害」は、日頃の疲れやストレス、アルコールの摂りすぎなどから引き起こされます。
生活習慣の見直しやストレス発散を行い、日頃からしっかりと予防をしましょう。
最後に
ちょっとした寝言であればそんなに心配することはなさそうです。
しかし、明らかに以前よりも寝言がひどくなったり、叫ぶ、笑う、ベッドから落ちる、人や物を殴るというような行動がある場合は睡眠障害かもしれません。
自分や周りの人が怪我をする前に、お医者さんへ相談することをおすすめします。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。