重曹とクエン酸を飲むとラムネ炭酸水ができる原理とは?

重曹とクエン酸はお掃除に使うととても効果的ということで、この頃ではホームセンターのお掃除コーナーでもよく見かけますが、食品にも使えるものです。

重曹とクエン酸を混ぜるとまるでラムネみたいに美味しく飲むことができるってご存知でしょうか?

重曹とクエン酸で作るラムネ炭酸水について探ってみましょう。

重曹とクエン酸でラムネができる

まずは重曹とクエン酸でなぜラムネ炭酸水ができるのか、その仕組みを調べてみるとあの懐かしの駄菓子、ラムネ菓子が重曹とクエンで作られていることがわかってきました。

重曹は炭酸水素ナトリウムというもので、ここにクエン酸を加えると酸性になります。
そこに水を加えると酸が水に溶けて化学反応を起こして炭酸ガスが発生するのです。

ラムネ菓子を水に入れるとシュワシュワっとした炭酸ガスが発生します。

水に入れなくても、ラムネ菓子を口入れれば唾液に溶けて炭酸が発生してシュワっと感じるわけです。

コーラなどの一般的な炭酸飲料も重曹とクエン酸の化学反応を利用して作られているものがほとんどなので、その原理から考えると、重曹とクエン酸を利用すればラムネ炭酸水を作ることも可能ということがわかります。

重曹とクエン酸を混ぜて飲む方法

クエン酸を飲むことは疲労回復効果があるので、健康目的で飲む方もいます。

でも、クエン酸だけでは酸っぱいので飲みにくいものです。

美味しく飲むための工夫として、重曹と一緒に混ぜて楽しんでみましょう。

作り方は簡単です。

・クエン酸 小さじ半分
・重曹   小さじ半分
・水    250cc

500mlのペットボトルを用意して、水、クエン酸、重曹の順番で混ぜれば完成です。

甘さを加えるためには液体タイプのオリゴ糖などを使います。

レモン果汁など、お好みのフレーバーでオリジナルラムネ炭酸水を作っても楽しいと思います。

重曹とクエン酸で作るラムネ菓子

重曹とクエン酸を原料にして、自宅で簡単にラムネ菓子を作ることもできるんです。

化学反応を利用したお菓子作りということで、お子さんの夏休みの自由研究などにも人気があるんですよ。

使用する材料は、味や色の付け方によって色々ありますが、基本の材料は意外とシンプルなものです。

粉砂糖、コーンスターチ、レモン汁、水、そして重曹とクエン酸です。

火を使うこともないし、電子レンジで加熱することもないので、お子さんと楽しみながら作れる駄菓子としても喜ばれるのも納得です。

詳しい作り方はレシピサイトで検索すると沢山ヒットしますよ。

重曹とクエン酸の不思議を体験できるので、ラムネ炭酸水やラムネ菓子作りは試してみると楽しいのではないでしょうか。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

サブコンテンツ

このページの先頭へ