重曹で歯磨きは危険?ホワイトニングのやり方について
シンク汚れや油汚れの除去、洗濯の漂白効果など生活の様々な場面で活用できる重曹ですが、
掃除や洗濯だけでなく、重曹を使って歯を磨くといいという話もあります。
歯磨き粉の代わりとして重曹を使うと、虫歯予防や歯周病予防、ホワイトニングなどの効果が期待できるそうです。
しかし、重曹を使った歯磨きは危険という声もあります。
これは一体何が本当なんでしょうか?早速調べてみました。
重曹を使ったホワイトニングのやり方もご紹介しますので、重曹を活用した歯磨きについて気になった方は参考にしてみて下さい。
重曹で歯磨きをするのは危険?
重曹で歯磨きをすると、歯が白くなるホワイトニング効果が絶大だと言われています。
ホワイトニングと言えば自力で行うのは難しく、歯医者さんへ行くことが多いと思いますが、重曹は簡単に手に入り値段もお手頃ということから、人気を集めているようです。
しかし間違ったやり方で行うと、ホワイトニングどころか逆に歯が黄ばんだり、歯が傷むので危険です。
重曹といえば、シンクのくもりやガスコンロの頑固な油汚れも簡単に落とす、とっても強力な洗浄パワーがあります。
その分研磨力も相当なもので、あまりやりすぎると、歯のエナメル質が傷つく原因になります。
そうなると、白くなるどころか逆に黄ばんでしまったり、知覚過敏の痛みがでることがあります。
このエナメル質は、いったん傷つくと元には戻りません。
また、研磨力の強い重曹で磨き続けることで、歯そのもの以外にも歯茎にも傷がついてしまいます。
このようなことから、間違った方法で重曹の歯磨きを行うことは危険だと言えます。
重曹を使ったホワイトニングのやり方
それでは、重曹を使ったホワイトニングの正しいやり方をご紹介します。
1.重曹歯磨き粉を作る
重曹の粉を大さじ1容器に入れます。その中に水を数滴入れます。これをよくかき混ぜ、歯磨き粉くらいの粘り気になるようにします。
2.できた重曹歯磨き粉を指に取り、歯につけてなじませます。
3.10分程そのまま放置します。
4.この後、歯ブラシを使って歯を磨き、終わったら口をよくゆすぎます。
これで完成です。
重曹を歯につけて少し時間を置くことで、歯の汚れが浮き出てホワイトニング効果があります。
重要なことは、4の歯を磨く際に、力を入れて強く磨かず優しく磨くことです。
そして、固いブラシより柔らかい毛先のものを使うようにしましょう。
この重曹歯磨きは、週一回くらいの頻度で行います。
毎日行うと、上記のように歯のエナメル質が傷つく危険性があります。普段は普通の歯磨き粉で歯磨きをし、たまにこの重曹歯磨きを行うことで、安全にホワイトニングをすることができます。
最後に
ホワイトニングに効果があるからと、毎日、ゴシゴシと強く磨くことが良くないことだとわかりました。
でも上手く使えば家で簡単にホワイトニングができるので、取り入れてみたいですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。