電波時計が狂う理由は地震が原因って本当?受信しない時の解決策!

電波を自動受信して、時刻合わせをしてくれるので、いつでも正確な時間を知ることができる、便利な電波時計。

そんな、電波時計でも時々「あれ?他の時計や、携帯電話の時間とのずれがあるぞ?」と時間が狂うこともありますよね?

気付いたら、正しい時間に戻っていることもありますが、全く合わずに時間がズレたままということも……。

単純に、受信状況が悪いだけならば、改善していることも多いですけどね。

しかも、この時間のズレは、壁掛け時計・腕時計に限らず起こってしまいます。

これは困ったと、慌てて時計屋さんに修理に持って行ったら、思わぬ金額を請求されることもあります。

この、電波時計の時間のずれは、実はズレが生じる理由によっては自分で解決できることもあるのです。

たとえば、単純に電波を受信していなければ、再受信をすればよいのです。

また、時々、地震が原因で電波時計の時間がずれるという話も時々聞きますよね。

今回は、電波時計の時間が狂う原因と、それに対する解決策をご紹介していきます

電波時計が狂う理由は地震の予兆!?

普段、電波時計は福島と佐賀の二か所の送信所からの電波を受けて、時刻を自動で合わせています。

日本全国で使える電波時計が、佐賀と福島の二か所のみで電波を送信しているというのも驚きですね。

そして、地震が発生するとき、その震源近くで電磁波が発生すると言われています。

その自身によって引き起こされた電磁波が影響し、普段届いていた地域への電波が届かなくなったり、逆に届いていなかった地域で電波を受信できるようになったりということがあるらしいのです。

これについては、現在も研究が進められています。

しかし、はっきりしたことはわからないというのが、現状の様です。

東日本大震災の時に、関東圏で電波時計のズレが生じたという話が聞かれたりするのですが、これは、福島の送信所の職員の避難に伴うものであったのではないか?という意見もあるくらいです。

しかし、電磁波の異常から、地震を予知するという研究が進められているため、近い将来「電波時計によって、地震が予知できる」ということができるかもしれません。

電波時計が受信しない時の原因と解決策は?

地震による影響は、電波時計の狂う原因としてはそんなに強くないということが分かりました。

では、どういった時に、電波時計は時間が狂うのでしょうか?

その、原因別に解決策もご紹介します。

電池が消耗している

これは、そのままの通りです。壁掛け時計にしろ、腕時計にしろ、動力がないと動かせませんし、アンテナの感度も悪くなります。

デジタルであれば表示の濃さ、アナログであれば秒針の動きに注意しましょう。表示が薄くなったり、数秒止まって秒針がジャンプしたりすれば、電池の替え時です。

電池式ではなく、ソーラー式の場合は、しばらくの間光が良く当たる位置に置いておきましょう。蛍光灯程度の光でも十分発電します。

電波が届きにくいところに置いてある

これも、そのまま。厚い鉄筋コンクリートの建物の中だと、極端に電波が届かない場所というものがあったりします。

これが、疑われる時は、しばらく窓際に置いたりしてみましょう。

また、説明書に、強制受信の方法があることも多いので、確認してみましょう。

針の基準がずれている

この場合は、数分、数時間単位でのズレが生じていることが多いです。

腕時計等であれば、日常生活でぶつけることもあると思いますが、その時に針の基準がずれるということがあります。

これも、説明書に基準位置合わせという形で載っているので確認してみましょう。

磁気帯

時計を、PCやテレビなどの電化製品の近くに置いていると、時計自体が磁気を帯びてしまい、正確な時間を指さなくなることがあります。

特徴としては、強制受信や、基準位置合わせを行ってもしばらくすると、時間がずれてしまうという特徴があります。

これは、自宅でどうにかできるものではないので、修理に出す必要があります。

メンテナンスをしっかりして電波時計と付き合いましょう。

いかがだったでしょうか?電波時計の時間がズレるのには、何かしらの理由がちゃんとあります。

それを、正しく把握し、自分で出来る解決策であれば、自分の手でメンテナンスを行い、時計との付き合いを大切にしましょう。

なにより、自らの手でメンテナンスを行うと、愛着が湧くはずです♪

「電波時計だから、時間がズレるなんてことはないだろう」なんて安心をせずに、時々は時計のメンテナンスを行い、正しく時間を把握した生活を送ってください。

最後までご覧いただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

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