美味しい出し巻き卵の作り方とは?コツを徹底伝授!
和食の定番料理、出し巻き卵。
材料もシンプルなものでできるので、ご家庭で作る方も多いと思います。
しかし、簡単そうに見えて意外と失敗しやすい出汁巻き卵。
固くなったり、ふっくらしなかったり、形が崩れたり。
失敗すると落ち込みますよね。。。どうやったら美味しくできるのでしょうか?
美味しい出し巻き卵のコツを見ていきましょう。
失敗しない作り方をチェックして、ご家庭でも美味しい出汁巻き卵をいただきましょう。
美味しい出し巻き卵のコツ・下準備
まず、出し巻き卵の材料を見ていきます。
- 卵・・・4個
- だし汁・・・大さじ5
- 薄口醤油・・小さじ2
- 砂糖・・・大さじ1/2
- みりん・・・大さじ1/2
- 油・・・適量
だし汁は、顆粒だしをお湯に溶かしたものでも構いません。
卵焼きと違うところは、このだし汁を入れるところですね。だし汁を多め、醤油は少なめにします。
美味しい出汁巻き卵を作る下準備のコツは、
- 卵は常温に戻してから使う
- 卵以外の調味料をまずしっかりと混ぜ合わせておく
- 卵を入れたら、混ぜすぎない
といったことに注意します。
卵を冷たいまま使うと、ふっくら仕上がりにくくなります。
調味料を先に混ぜ合わせておくことで、ダマにならず味が均一化します。
卵の混ぜ方ですが、泡が立つほど泡立てると、これもふっくらしない原因になります。静かに切るように混ぜましょう。
失敗しない作り方
それでは、焼いていきましょう。失敗しない作り方はこちらです。
- フライパンを熱します。この時、火は中火がベストです。
- フライパンに油を引きます。
- フライパンがしっかり温まったら、卵液を入れます。初めは半分の量を流し入れます。
- そのまま焼いていくと、大きな気泡ができると思いますので、箸で潰します。
- 半熟状態になって全体が固まったら、フライパンを動かしながら奥から手前へ折りたたみます。
- 折りたたんだら、フライパンの向こう(奥)側へ寄せ、残りの卵液の半分を流します。
- 寄せた卵の下に卵液が入り込むように浮かせて流し込みます。
- 同様に、気泡が出来たら箸でつぶし、半熟になったら奥から手前へ畳みます。
- 6~8を残りの卵液で繰り返します。
- 焼けたら火を止め、温かいうちに、巻き寿司に使うまきすに包んで形を整えます。
卵液は3回に分けて焼きます。
火加減はあまり弱火にすると上手く焼き上がりません。中火~強火にし、調整したい場合はフライパンを動かして熱を逃がしましょう。
折りたたむときは、多少崩れても大丈夫です。
焼くときは形よりも焦げないように焼き加減を注意することが大切です。
最後にまきすを使うことできれいに整えることが出来ます。まきすがない場合は、ラップでも構いません。
最後に
以上の基本的な焼き方をマスターすることで、ふっくら美味しい出汁巻き卵が出来上がります。
出汁巻き卵は時間との勝負になります。焼き始めたら目を離さず、焦げ付かないよう十分注意しましょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。