冷蔵庫の掃除方法!簡単に重曹やクエン酸でにおいを消し去るやり方とは?

冷蔵庫って毎日使うものなのに、掃除!ってことになるとなぜか後回しになりがちな可哀想な家電です。最後に掃除したのいつか覚えてますか?簡単にパパっと掃除する方法があればいいのですけど、色々食料品がたくさん入っていて、なかなかタイミングが掴みにくいですよね。

「洗濯機が壊れた!」「乾燥機が動かないんですけど!?」「換気扇ヤバイ」となると、みんな頑張って掃除してメンテしたりするのに、冷蔵庫はなぜかあまり壊れないし(動かなくなるときなんて停電の時くらい)、いつもいろいろ食品入ってるから掃除しにくいし(ただの言い訳)、まぁまた後で…って優先順位をどんどん下げられてしまう不憫な家電!

ブログ管理人も冷蔵庫の掃除をルーチンスケジュールに組み込んでいればいいんですけど、いろんな食材が常に入っているため、なかなか掃除しにくいなとは常日頃思っています。エコっぽく重曹やクエン酸といった簡単に手に入るモノでにおい取りを作って、きれいに掃除した冷蔵庫の片隅に置いておきたいな~。

そこで今回は『冷蔵庫の掃除の方法と、簡単に重曹やクエン酸でにおいを消し去るやり方』などを調べてみました。良かったら参考にしてください。

冷蔵庫の掃除を始める前に

24時間絶え間なく働いていてくれる冷蔵庫。牛乳こぼしたり、きっついニンニクのにおいなんかにも文句言わず稼働してくれています。だからこそ冷蔵庫の掃除はちょっとスケジュール調整しないとなかなか難しいんですよね。いきなり思い立って掃除しようにも「おととい買った肉が大量に入ってる!」だと掃除するやる気もタイミングも逃してしまいがち。

そんなときは、冷蔵庫にあまりモノが入っていない状態、すなわち買い物へ行く前の日なんかに少し時間を作って、いつもお世話になっている冷蔵庫を掃除しましょう。前日、というのが難しいのであれば、前もってカレンダーに「冷蔵庫掃除の日」を書き込みましょう。前々から日にちがわかっていれば、それにめがけて食材整理をしたり、買い出しへ行く日を調整できます。

冷蔵庫を掃除する方法

スケジュール調整もバッチリ。では早速冷蔵庫の掃除に取り掛かりましょう!

とりあえず、賞味期限をとっくに過ぎたものや、ここ3-4ヶ月放置しっぱなしの冷蔵庫の貴重なスペースを陣取ってる食材を捨てるところから始めます。筆者はジャム類なんかは開封してからあんまり食べてなくて3ヶ月程たってしまったな、っていう物はガシガシ処分します。この先も食べないだろうし。毎日冷蔵庫開けて、それでも食べずに3ヶ月残ってるって、99%この先食べないでしょ~。

はい、サクサク次行きますよ。もう食べないものや、賞味期限が切れたものを処分したあとは、棚の掃除です。外せるものはこの際とり外して洗ってもいいと思いますが、ガラス棚の場合は、冷たいガラスを熱いお湯で洗ったりすると割れてしまう可能性があるので、一旦ガラスを室温に戻してから洗いましょう

野菜室の引き出しやチルドルームの引き出しもぬるま湯で洗うのですが、ここで匂いのキツイ洗剤を使うと、その匂いがガラスやプラスチックに残ってしまい、その匂いが食材に移る可能性がありまので、重曹を溶かしたぬるま湯で洗いましょう。

棚やボックスを外せない場合は、重曹を溶かしたぬるま湯に浸した布で冷蔵庫の中を拭きましょう。カピカピになってしまった汁などは濡れた布を10分ほどそのカピカピの上に放置して、少し柔らかくなったところを軽くこするようにして拭き取ります。

ドアの外側も忘れずにキレイにしましょう。特にドアを開け閉めするのに掴む部分などは汚れがこびりつきやすいところです。ドアをキレイにしたら、ゴムパッキンのところを掃除します。

パッキンはいらない割り箸などを使って溝を掃除するときれいになりますよ。パッキンのところはカビが生えやすいので、濡れた布などで拭いた後は必ず乾いた布で乾拭きしましょう。掃除の後はパッキンが緩んでいないかも必ずチェックしておきましょう。

簡単に「におい取り」を作る! 重曹は使える?

冷蔵庫の中の食材も整理したし、ガラス棚やドアポケットもキレイ掃除したところで、次は冷蔵庫のにおい対策をしましょう。

市販されているにおい取りもいいけど、家にある重曹で今すぐ簡単に消臭剤を作りたい!でも重曹って本当に効くの?どうやって効くの?

重曹はアルカリ性でも「少し弱めのアルカリ性」で、酸性のものの匂いを中和する成分を持ちます。実は重曹には緩衝作用と言うものがあり、酸性のものを少しだけアルカリ側に近づけ、アルカリ性のものを少しだけ酸性に近づけるという作用を持つのです。ですが、ニオイのする物質がいなくなるわけではないので、匂いを完全に消し去るわけではないようです。

冷蔵庫の嫌な匂いをさっと、がっちり消臭というのは重曹には実はあまり向いていない仕事で、ゆっくり匂いを和らげる役目を果たすので、ニンニクの臭いがきつい自家製焼肉のタレなんかはやっぱり「重曹を置いたからすぐにおいが消える」というわけではなさそうです。ゆっくりじわじわ酸性の匂いを和らげるイメージです。

でも、エコという点に置いて引け目は取らない重曹ですが、置き方としては表面積を大きくすると良いようです。平らに浅く重曹を置くと、腐った野菜のにおい(酸性)などが緩和されるようです。ということは、夏場の野菜のクズなんかをゴミの日までちょっと日数あるから冷蔵庫で保管ってときに重曹を一振りしておくとにおいが和らぐという仕組みですね。

クエン酸はどんな「におい」に有効?

クエン酸はその名の通り酸性で、今ではスーパーの掃除用品コーナーで手軽に入手出来るアイテムです。前述のアルカリ性の重曹が酸性の匂いを緩和することを踏まえてみると、クエン酸は酸性だからアルカリ性の匂いを緩和するということは察しがつきますよね。

肉や魚などのにおいがアルカリ性なので、クエン酸の酸性の成分がそういったアルカリ性のにおいを中和します。酢とは違い匂いが全然しないところと、廉価で手に入れやすいというところがポイント高いです。

クエン酸を水に溶かして、スプレーボトルなどに入れて冷蔵庫の中を掃除するのもにおいを取り除く方法のひとつですが、金属製のものにクエン酸液が掛かってしまうとサビてしまう可能性があるので十分に気をつけてください。

冷蔵庫を掃除しやすい状態に保つ!

整理整頓、きれいに掃除された冷蔵庫を保つメリットとは、食材がより管理しやすくなることが第一に挙げられます。冷蔵庫が清潔だと、食材もよりきれいに保てるし、どこに何があるかすぐ判ることにより「これ賞味期限2ヶ月前に切れてるよ」なんていうミスもぐんと減るはず。

冷蔵庫に使ったケチャップやマヨネーズをしまう前に、さっとひと拭きしましょう。冷蔵庫の中の汚れはほとんど牛乳パックに付いた牛乳、ソース、タレの瓶などといったもののごく少量の滴りなんかが積み重なって汚れとなります。

痛みやすい食材を目立つところに置くというのも冷蔵庫をきれいに保つコツです。冷蔵庫の奥に突っ込んだままだと見えにくいし、放置しておいたら腐ってた!なんてことになると、せっかく掃除したのが台無しです。見えやすい容器に入れて、可視化を心掛けましょう。

食べかけの食材はラップを掛けるだけではなく蓋がきちんと閉まる密閉型の容器に入れて保存しましょう。におい対策にもなります。大抵の容器は半透明なので可視化もできて一石二鳥です。それに、このような容器の大半は四角の形をしているので整理もしやすいですね。

食材を痛む前に使う、フレッシュな状態の食材を使えるようにするには買った日付をメモしておくと、うっかり腐らせてしまうアクシデントが減ります。マスキングテープなんかペンでさっと書けてペタッと貼れるので筆者は重宝していますが、マスキングテープは冷凍庫の中だと剥がれてきてしまうので注意が必要です。

冷蔵庫の汚れを防ぐ裏技として棚にラップをひいて、汚れたらラップを捨てるというアイデアもあるようです。いろんなワザがあって調べていると面白かったですが、食材を無駄にしない意味でも食材の在庫管理と掃除の前の一手間に気を配って、嫌なにおいのしない、清潔で整理整頓された冷蔵庫を保ちたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

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