油揚げを油抜きするのはなぜ?理由とその方法を簡単に解説!
稲荷寿司や煮物、お味噌汁などに大活躍の油揚げですが、下処理として油抜きは必須ですよね。
今まであまり考えたことはありませんでしたが、この油揚げの油抜きってなぜするんでしょうか?
一見、油抜きをしたからといって変化はなさそうですが、これをするのとしないのとでは何が違うんでしょう。
今回はその理由と、油抜きの方法を簡単に解説しようと思います。
油抜き必要?って方はぜひ参考にしてみて下さい。
油揚げを油抜きするのはなぜ?
油揚げは、豆腐を薄く切ったものを油でしっかりと揚げたものです。
油抜きというのは、読んでそのまま、油を抜くということですね。
つまり、「油で揚げた油揚げの油を抜く」ということです。
そのまま使うと、特に薄味の料理をする場合には油のくさみが残りやすくなります。
油抜きをすることで、油のくさみが取れ、味が染み込みやすくなり美味しくなります。
どうしてもしなければいけないというものではありませんが、やっておくと仕上がりの味が違ってきます。
油揚げ以外にも、厚揚げやさつま揚げなど油で揚げているものを煮物などの料理に使う場合には、同様に油抜きをします。
油抜きの簡単な方法
油抜きの簡単な方法をいくつかご紹介します。
・熱湯の中に入れてしっかり湯がく
湯がいた後はザルに上げ、冷めたら布巾やキッチンペーパーで油と水分を吸い取ります。この方法が一番油が抜けてふっくらします。
素材の味をしっかり引き立てたい場合にはこの方法で油抜きをしておきましょう。
・熱湯をかける
ザルにのせた油揚げに熱湯をかけます。両面行うことでしっかり油を抜くことができます。
・電子レンジで加熱する
油揚げをキッチンペーパーとラップでしっかり包んで、30秒ほど加熱します。
お湯を使わなくていいので手軽にできる方法です。
・キッチンペーパーで油を吸い取る
キッチンペーパーに油揚げを包んで押さえるだけでも油が出て効果があります。時間がない時はこのやり方だけでもやっておくと味が違ってきます。
油抜きの動画をご紹介しますので参考にしてみて下さい。
最後に
油揚げの油抜きは、料理を美味しくするための大切な下処理だったんですね。
確かに薄味の煮物などでは、しっかり油抜きをしていないと油の臭いが残ります。
ちょっと面倒な作業かもしれませんが、調理の時間がない場合でもすぐにできる油抜きの方法がありますので、時間や料理の内容によって使い分けてみましょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。