粗塩とは?お清めやお風呂に活用するコツをご紹介
塩を買う時に、ラベルに「粗塩」や「精製塩」と書いてあることがありますよね。
塩にも色々と種類があるみたいです。
これらは一体何が違うんでしょうか。
そこで今回は、「粗塩」について調査してみました。
調べてみると、粗塩は料理として使うだけでなく、お清めやお風呂に使うといいそうです。
粗塩とはどんなものなのか、お清めやお風呂に活用するコツをお伝えします。
もしよかったら参考にしてみて下さい。
粗塩とは?
粗塩とは、作られる過程であまり手をかけないままできた塩のことです。
精製されていないので、塩のミネラルがそのまま残っています。粒があらく、水分があるので固まりやすくしっとりしています。
一方精製塩は、塩が作られる過程で不純物(ミネラル)が取り除かれている塩です。そのため、サラサラと乾燥した状態になっています。
作られる過程での製法がそれぞれ違うということですね。
あとは含まれる成分が違い、粗塩にはミネラルが豊富だということがわかりました。
粗塩をお清めに使うコツ
盛り塩を家の玄関やお店の入り口に置いてあるのをよく見かけますね。
また、お葬式のときには「お清めの塩」をする人も多いと思います。
こういったお清めのお塩に、粗塩を使うといいそうです。
精製された塩は、人工的に作り出したものなので、なるべく天然に近い状態の方が効果があります。
また、盛り塩をする場合は精製塩だとサラサラなので、高く盛ることができません。
一方粗塩は固まりやすく、綺麗に盛ることができますので、盛り塩をする場合は粗塩をおすすめします。
粗塩をお風呂に使うコツ
お風呂に粗塩を入れて入浴すると、デトックス効果や美肌効果があります。
これも、粗塩に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分のおかげです。
美肌効果のある温泉にもこのような成分が入っていますが、粗塩を入れると自宅で温泉と同じ効果が期待できるというのはうれしいですね。
粗塩のお風呂に入るときのコツをご紹介します。
・50~100gの塩を入れる(計量カップ半分くらい)
・38~40度のお湯に、10分以上浸かる
・出るときはシャワーでしっかり洗い流す
また、お風呂のお湯に粗塩を入れるほか、粗塩で洗髪、身体を洗うのもおすすめです。
洗面器に粗塩を一掴み入れ、お湯で溶かしたものを髪や身体につけて洗う方法があります。
最後に
塩は塩でも、製法によって成分が全く違うんですね。
粗塩は、お清めやお風呂に活用できますが、もちろん料理にも最適です。
精製塩の方がサラサラしていて使いやすいですが、健康のことを考えると粗塩を選んだ方が良さそうです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。