軟水と硬水の味の違いや見分け方について!健康にいいのはどっち?
ペットボトルのミネラルウォーターをよく見ると、「軟水」や「硬水」と書かれていることがあります。
味の違いや見分け方はご存知でしょうか?
ミネラルウォーター以外にも、家庭の水道水を軟水に変える装置などを見たことがある人もいると思います。
同じ水の種類でも「軟水」「硬水」と種類が分けられているんですね。
どうせ取り入れるなら、より健康的な方を取り入れたいものです。
この軟水と硬水はどちらが健康にいいんでしょうか?
違いや見分け方を比較してみようと思います。よかったら参考にしてみて下さい。
軟水と硬水の違いや味について
全ての水は、軟水と硬水に分けられます。
「軟らかい水」と「硬い水」ですが、何が軟らかくて硬いんでしょうか。
これは、水の中に含まれる「カルシウム」と「マグネシウム」の量の違いです。
この二つの量が、水1リットル当たりどれくらい入っているかで分類されます。
カルシウムとマグネシウムの量が、100mg未満(少ないもの)・・・軟水
カルシウムとマグネシウムの量が、100mg以上(多いもの)・・・硬水
ちなみにこの基準は日本の基準ですが、国によって変わります。
日本の水は、約80%が軟水といわれています。
しかし、ヨーロッパなどでは逆に硬水が多いそうです。
日本の水とヨーロッパの水はこういった違いがあるので、髪を洗うといつもと違ったり、飲んだ時の後味が違うという変化があるんですね。
味に関して言えば、硬水はカルシウムが多いので、しまった重たい飲みごたえ。逆に軟水は飲みやすく、さらっとした味という違いがあります。
軟水と硬水、健康にいいのはどっち?
軟水より硬水の方がカルシウムやマグネシウム、ミネラルが多く含まれています。
ですので、硬水の方が健康に良さそうですね。
しかし、ミネラルを摂りすぎると内臓の負担にもなります。あまり大量に飲むとかえって健康に悪くなりますので気を付けましょう。
また、軟水にもいいところがたくさんあります。
・ミネラルが硬水より少なく、胃腸に優しい
・代謝が活性化し、デトックス効果やダイエット効果がある
・肌の乾燥を防いでくれて、美肌効果がある
このように、健康のために飲む場合は、硬水よりも軟水の方が良さそうです。
また、硬水と軟水を分けるマグネシウムとカルシウムは、沸騰させると量が減りますので、硬水を軟水に変えることができます。
海外旅行や硬水しか出ない地域では、軟水の水を買う以外に沸騰させることで飲むことができるようになりますので、試してみて下さい。
最後に
日本では軟水が一般的なので、日本人には基本的に軟水が合っているのかもしれませんね。
料理に関しても、和食やお米を炊くには軟水がぴったりです。肉料理やパスタを茹でるときは、軟水ではなく硬水のほうが美味しくできます。
一度試してみたいですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。