丹田呼吸法のやり方!潜在意識に効く効果とセロトニンについて
最近ストレスが溜まって疲れも取れず、つらいということはないですか?
そういう方は、もしかしたら呼吸が浅くなっているかもしれません。こういった場合、丹田呼吸法をすることで劇的に改善される可能性があります。
丹田呼吸法とは、お腹にある丹田を意識した呼吸法です。今回はこの丹田呼吸法のやり方をご紹介します。
丹田呼吸法の潜在意識に効く効果、セロトニンについて調べてみましたので、参考にしてみて下さい。
丹田呼吸法のやり方
丹田呼吸法を行うと自律神経が整い、ストレスの緩和やダイエットなどの効果があります。
丹田とはお腹にあるツボのことです。具体的にはおへその下5㎝の位置にあります。
丹田呼吸法では、この丹田を意識しながら腹式呼吸を行うことです。具体的なやり方は以下のとおりです。
1.あぐらか正座をします。肩の力を抜き、背筋を軽く伸ばします。
2.鼻で呼吸をします。自然な呼吸で心を落ち着かせます。
3.次に、腹式呼吸を意識して行います。鼻から息を吐くときにお腹をへこませ、吸うときにお腹を膨らませます。
息を吐くときは、吐く空気がなくなるまで吐き切り、そのあと力を抜いて自然に吸うようにします。
4.丹田(おへその下5㎝)に両手を軽く置きます。
5.息を吐きながらお腹をへこませるときに、両手を当てた丹田に意識を向け、丹田を腰側へ引っ込むようにします。
6.息を吐ききったら、力を抜き息を吸います。
7.5~6をゆっくりと繰り返します。
時間は5分以上行うと効果的です。慣れてきたら30分程行うと良いです。毎日少しずつでも継続して行うことがポイントになります。
潜在意識に効果的
丹田呼吸法を行うことで、潜在意識(無意識)に働きかけることができます。
潜在意識に働きかけることで、今まで見逃していたような情報をキャッチするようになり、物事の見方や捉え方などが変化するなど様々な利点があります。
通常は14-18回/分の呼吸が、7-8回/分にするとα波が出るようになります。
丹田呼吸によってα波が出る状態になると、潜在意識とのやりとりができるようになります。
セロトニン分泌の活性化
セロトニンとは、脳内にある神経伝達物質です。
セロトニンが不足すると、精神のバランスが崩れやすくなります。イライラ、睡眠障害、不安、うつ、痛みの感受性の増加、PMS(月経前症候群)、アルコールや薬物の乱用などが挙げられます。
丹田呼吸法を行うことでセロトニン分泌が活性化し、心が落ち着いて爽やかな気分になり、集中力が高まります。
最後に
意識的に腹式呼吸をしてみると、いかに普段深い呼吸をしていなかったか思い知らされます。
丹田を意識するというのははじめのうちはちょっと難しそうですが、丹田呼吸法はお金もかからず、その場ですぐ行えるので試してみる価値ありですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。