虫刺されで腫れや痛みや痒みがでる虫とは?熱が出た時の対処法!
うだるような暑さの夏は過ぎましたが、ここ最近虫が多くなって気がしませんか?
気付いたら足を刺されていて、痒みが出たり痛みが出たりしますよね。酷い時には、腫れと熱を伴ったりして……。
せっかく気持ちよく過ごしていても、虫刺されのせいで気分は最悪……。ということもあります。
何もしなかったらずっと痒いままだし、かといって掻いたりすると、余計に痒くなったり、痛みが出たり……。何かいい対処法はないのかと思いますよね?
今回は、虫刺されによる煩わしい痛みや痒みの対処法をご紹介していきたいと思います。
嫌な虫刺され!痛みや痒み腫れを起こすのはどんな虫!?
痒み
まず痒みが出る虫についてまとめてみます。
痒みの出る虫として、すぐに思いつくのは蚊ではないでしょうか?
刺された後は、小さく腫れ、痒みが出てきます。この痒みは、蚊の出す唾液によるもので、長くても数時間で治まります。
しかし、夜寝るときなどに枕もとで羽音が聞こえると、すごく腹立たしい気分になりますよね。
痒みが出る虫の代表格といったところでしょう。
次にノミです。家で猫を飼っている方は特に注意をしていただきたいのですが、家で動物を飼っている人は噛まれたことがあるかもしれません。
刺される時は、複数個所を刺されることが多いです。小さな赤い腫れを起こし、強い痒みが特徴です。
また、膝から下を噛まれることが多いので、膝から下に、複数の赤い発疹がある時は、ノミに刺されたことを疑ってみましょう。
また、ノミに噛まれるのが初めての人などは、大きな水疱ができることがあるのが特徴です。
続いてダニです。
ダニも家に存在している虫なので、噛まれる機会も多いかと思います。
ダニの刺し後も、ノミと同様小さな赤い発疹ができます。中心に小さな水疱ができることも多いのが特徴です。
通常のダニとは違い、山の中に入った時に、マダニに噛まれることがあります。
噛まれている時は、頭を皮膚の中に突っ込んでいる状態で見つけられると思うので、見分け方は単純です。
このマダニは、感染症の菌をもち、外し方を間違えるとその菌をもらうことにもなるので、できれば皮膚科に受診するなどして、安全確実に、取ってもらうようにしましょう。
腫れ・痛み
次に腫れや痛みが出る虫についてまとめていきます。場合によっては、熱が出ることもあるので注意しましょう。
まず、アブです。
アブは、屋外で刺されることが多い虫です。アブは他の虫と異なり、皮膚をかみちぎるように血を吸おうとするので、刺される瞬間も大変痛みがあります。
噛まれた跡も、噛み口を中心に大きく腫れあがります。やや熱感を持つこともあるので、噛まれた時から、アブに噛まれたことは明白な程、わかりやすい虫かと思います。
次にムカデです。
外で庭をいじっていたり、夜家で寝ていたりする時と、様々な場面で噛まれる機会のある困った虫です。
特徴としては、噛み傷が二つあり、激しい痛みと腫れ、うずくような痛みが続きます。
日常遭遇する虫としてはかなり厄介な部類になります。
そして、これからの季節に気をつけたいのがハチです。
秋口は、新しい女王蜂の巣立ちの時期で、攻撃性が高まっているので、ハチによる被害が増えるのが今の時期です。
ハチに刺されると、激しい痛みと腫れが生じます。
耳にしたこともあるかと思いますが、アナフィラキシーショックを起こし、命の危険もある大変恐ろしい虫です。
できれば、刺されないようにするのが一番です。
刺された時の対処法!!
まず、痒みに対しては市販薬を使うのが、最も簡単で確実でしょう。
特に、局所麻酔成分が配合されたものや、ステロイドが配合されたものを一つ持っておくと、心強いです。
ノミに刺された場合は、市販薬では効きにくいことが多いので、ノミに刺されたのが疑われる時は、早めに皮膚科に受診しましょう。
次に、痛みや腫れの症状の虫刺されに対してです。
アブに噛まれた時は、傷口を流水で洗い流し、虫刺されの市販薬を塗布、その後冷やすなどの対処を行いましょう。
それでも、痛みや腫れが引かない場合は、皮膚科を受診しましょう。
ムカデに噛まれた場合は、43℃以上のお湯で噛まれたところを洗い流してください。その後ステロイド入りの軟膏を塗布します。
43℃以上のお湯というのが、ポイントになるのですが、ムカデの毒は43℃以上の温度で、失活するという特徴があるからです。
40℃程度のぬるま湯では、逆に毒が活性化するので、必ず43℃以上のお湯で行うこと。
最後にハチに刺された場合ですが、ハチに刺された場合は、速やかに刺された部分を手で絞り血と一緒に毒を絞り出しましょう。
その後は、ステロイドが配合された軟膏を塗布し、患部を冷やしましょう。
特に、ハチはアナフィラキシーショックを起こす場合もあるので、気分が悪くなったり、蕁麻疹が出たりするなどの症状があれば速やかに医療機関を受診しましょう。
家に一つ、ステロイド配合の軟膏があると安心かもしれませんね♪
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。