アロンアルファの落とし方まとめ!指や手・金属・服・机・ガラス・家具など全て解決

アロンアルファって指や手、服なんかはもちろん、作業している机といった家具に垂らしてしまい、しかも瞬時にくっつくから「くぅ~、やってしまった!!(しかも今回が初めてじゃない)」ってなる人多いですよね?

瞬間接着剤の威力を見せつけられる瞬間です。ほっておくとカッピカピになってしまうし。落とし方検索しようにも指がひっついて検索しにくい!

筆者は実は、家具やラグといった布モノなんかにも垂らしてしまったこともあります。ボロ布でさっと拭いてしまい被害を広めたこともあるので、この辺で色々アロンアルファのきれいな落とし方をまとめてみようと思います。

ちなみにブログ管理者の父は日曜大工が趣味で、アロンアルファを1滴垂らして金属製ネジを締めたりすると絶対にゆるまないらしく、工具箱にいつも必ず一本入っています。このエントリー書くまでそんな用途に使ってるとは全然知りませんでした。

母はというと、工具箱までアロンアルファを取りに行くのがめんどくさい、ということでキッチンの片隅にひっそりと一本置いてあります。

そんなに使用頻度は多くないようですが、欠けてしまったお気に入りのガラスの飾り物なんかを治すときに使っているそうです。というわけで、うちは合計2本ありました。

今回はアロンアルファの落とし方について調べてみました。良かったら参考にしてください。

アロンアルファが指や手についた時の落とし方

アロンアルファが親指と人差し指についてしまって、あっという間に剥がれなくなってしまった経験は誰にでもありますよね。そんなときは熱いお湯(40℃以上)につけて少しふやかします。そしてこするように指を洗えば大丈夫。

大量にアロンアルファがついて落ちないよ!ってときは「研磨」を意識して、スポンジの荒い面などを使って軽くこすってみましょう。爪についてしまった場合は爪やすりなどで削っても。

石鹸を入れた熱めのお湯の中に指や手を付けて30秒ほど経ったところで金属製スプーンなどといったもので少しこすってみるのもおすすめです。

レモン汁1に対して水を1混ぜたものをアロンアルファがついてしまった部分に付けてひっつきをゆるくするという方法もあるらしいですが、一番簡単なのは熱いお湯に付けて擦る方法でしょうね。

それでも落ちない場合は、よく乾かして日焼け後に剥けてしまう皮膚のようにピリピリ剥いてしまうという手もありますよ。でもこの方法は肌の弱い人や敏感肌の人には厳禁ですが、肌が気になるという人はワセリンを塗り込んで落とす方法もあります。

服やカーペット、布についちゃったよアロンアルファ!

垂らすつもりじゃなかったのに、ついうっかりという時に、いくつか注意点があるのですがそれも踏まえて見てみましょう。

服やコットン素材のラグといったザブザブ洗える種類の布類の場合は、とりあえずぬるま湯で洗ってみましょう。大さじ2杯位の液状洗濯液で洗っても。ゴシゴシこすり洗いするのは布地を傷める原因にもあるので注意してください。

ここからは少し注意が必要です。!アセトン使用注意!
アロンアルファがついてしまった布を少し湿らせて、古い歯ブラシにアセトンを含ませて布を優しく歯ブラシでこすります。アロンアルファを緩ませることができたら、いらないナイフなどで丁寧にこすり落とし、その後普通に洗濯しましょう。

アセトンって何?どこで買えるの?アセトンってネイル(いわゆるマニキュア)の除光液に含まれている成分なんです。

ホームセンター等ではアセトンの原液も売っているのですが、そんなにいらないし、他にもっと使用用途があるものがいいというなら、小さなボトルに入った除光液がおすすめです。

旅行サイズの小さなものもあるので、アセトンが入っているかどうかわからない場合は化粧品売場などで聞いてみるのもいいですね。

アセテート生地が入っている衣類にアセトンを使用すると生地が溶けてしまうので、アセトン入りの除光液は絶対に使用しないでください。

どのような繊維の衣類であれ、アセトンを使用するときは目立たないところでスポットテスト(ごく少量染み込ませるテスト)を必ず行うようにしましょう。

ついた服や布、高価なものだし濡らせない~どうしよう?って言う時はできるだけ早くドライクリーニング店に持っていきましょう。

指輪などの金属についたアロンアルファ 落ちるの?

手や指どころか、指輪(金属製)についちゃったよ~というときの落とし方です。

まず何も薬品を付けずに指先や爪で剥がしてみましょう。それでも駄目なら上記のアセトンを使って落としてみましょう。やる前に必ずスポットテストを行って、金属に変化が無いことを確認してから落としましょう。

ベビーオイルと言ったミネラルオイルをボロ布などに染み込ませ、拭き落とすという落とし方もあります。

机や家具(木材)についた時の落とし方

とりあえずカリカリ指先や爪で剥がしてみましょう。それでも落ちないという場合は下記を参照してください。

机や家具にされているコーティングによって落とし方が違うのですが、一般的な方法として中性洗剤を少量入れたぬるま湯に布を浸し、優しくこすり洗う、という落とし方があります。

なかなか落ちない場合は湿らせた布をアロンアルファが付着している部分に数時間放置(ラップやビニールで乾燥を防ぐのを忘れずに)する手もあります。

アセトンを染み込ませたボロ布や古い歯ブラシでこする方法もありますよ。必ずスポットテストをしてくださいね。木材の色が変化する可能性がある場合もあります。

ペンキが塗られていない木材に限った場合では、
・ミネラルオイルを染み込ませた布を使ってくるくると円を書くように拭き取る
・レモンジュースを掛けて拭く
・ヤスリをかけてしまう
という方法もあります。

プラスチックやガラスについた! 落とせる?

・プラスチック
アロンアルファがプラスチック材についてしまった場合、気をつけなくてはいけないのがアセトンです。服も金属も木材も大丈夫だから、プラスチックも大丈夫でしょ、と侮るなかれ。

前述のアセトンはプラスチックを溶かしてしまう(腐食)性質を持っていて、アセトンが入っている除光液を使ってアロンアルファを落とそうとすると、プラスチックの色が変わったり、表面が変形したり、最悪の場合プラスチックが溶けて(腐食)しまいます。

溶けてしまう代表的なものとしてはアクリル樹脂がありますが、反対にアセトン対して溶けにくいものとしては
・ポリエチレン(HDPE)や
・ポリプロピレン(PP)
などがあります。

また、アセトンが入っていないものなら大丈夫というわけでも無いようです。アセトンの代わりに何か別の薬品が入っている場合もあり、この薬品がプラスチックを変形、変色させずにアロンアルファを落とせるかというと、そうではない可能性が高いようです。

イソプロピルアルコール(消毒用アルコール)を染み込ませた布でアロンアルファを拭き取りする方法もあるようですが、これも事前にスポットテストを行ってからやってみてください。

プラスチックについてしまった場合は、辛抱強く剥がして行く、もしくはお湯に浸した布でアロンアルファをふやかし、拭き取るという方法しかあまり道はないようです。

・ガラス
ガラスについてしまったアロンアルファは、剃刀の刃などで削ぎ落とすことができます。残ってしまった部分はお湯に浸した布でこすり落とします。

アルコール、ユーカリオイルまたはアセトンを使って仕上げ磨きをする方法もあります。

最終兵器「アロンアルファはがし隊」とは

名前の通り、アロンアルファをはがしたいときに使うものです。アロンアルファを作っている会社が出している商品です。

アロンアルファを剥がしたいときに使う溶剤だそうですが、成分を調べてみたら

アセトン

でした。やっぱりね~。結局アロンアルファを溶かして落とす方法でしょう。口コミを見ると賛否両論あるようで、きれいにはがせた!という人と、プラスチックが溶けて見た目が悪くなってしまったという意見があるので、これはアセトンを使っても腐食しない材料のものか必ず確認してから使うほうが良さそうです。

いかがでしたでしょうか。今回はアロンアルファの落とし方色々を見てみましたが、プラスチック素材のものや、布の材料によってはかなり注意が必要なものもあるようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

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