しもやけの原因は遺伝?手足や耳の予防グッズをご紹介!

しもやけになる人はかなり少なくなっていると言われています。

それはしもやけの原因になる温度の影響を受けにくい生活環境になっているからでしょう。

それでも、しもやけになる人がいなくなったわけではありません。

手足や耳にしもやけができて、とてもツラい思いをしている人もいます。

どうしてしもやけになるのか、遺伝?それとも他に原因があるのか。

効果の高い予防グッズなども含めてご紹介します。

しもやけの原因は遺伝?

しもやけの原因は遺伝というウワサもありますが、その可能性はほぼありません。

しかし、体質的な遺伝ではなく、生活環境は親子なら共通することが多いので、そのことが遺伝としてウワサされる要因だと思います。

しもやけは凍瘡(とうそう)と呼ばれる症状のことです。

毛細血管の血行障害で、静脈の収縮と静脈の拡張が正しく行われなくなり、血管組織に炎症が起きてしまうことが原因と言われています。

このことから、気温の変化が大きいとしもやけになりやすいのです。

氷点下になるような気温の寒い地域では、皮膚の表面がとても冷たくなります。

表面温度が低い状態から温かい室内に入ると、皮膚が急にカーッと熱くなることがありますが、その変化が大きいほどしもやけになりやすいのです。

このような原因で起こりやすいので、現在のように空調が整った環境で生活する現代人にはしもやけになる人が少なくなってきたと考えられます。

しもやけが手足や耳に多い原因

しもやけは手足や耳に特に多く見られます。

よほど寒い地域に暮らす人なら、外出時には耳あてで保護することは常識なのかも知れませんが、それほど寒くない地域の人は手袋やマフラーは使っても、耳まで保護しないこともあります。

しかし耳は血管が少なく、もともと血流が悪くなりやすいのでとてもしもやけができやすい部分です。

手足に関しては、末端なのでやはり血流が悪くなりやすい上に、靴下や手袋でしっかり保温していると、知らず知らずのうちに蒸れてしまい、その湿度で逆に冷えてしまうこともあります。

手足を温めることは大切ですが、室内では汗ばむようなこともあるので、汗が冷えてしまわないように注意しなければいけません。

しもやけの予防グッズ

しもやけは血行障害で起こるものなので、まず予防には血行を改善することが大切です。

そのためには、ビタミンEのサプリがおすすめです。

体の中から温めて血行を促進する食べ物、生姜やニンニクなども食生活に取り入れるのもいいですね。

それから手足や耳など、しもやけができやすいところには、予防グッズを使うことも冬を乗り切るために必要ではないでしょうか。

足先のしもやけ予防にも、冷え性の対策にも有効なのが5本指ソックスです。

薄手のソックスなら重ね履きもできるし、足が蒸れてしもやけの原因をつくる心配もなくなります。

足元の冷えやすい環境の方は、足元のヒーターもおすすめです。

しもやけは急激な温度変化でかゆみが一層ひどくなるので、ストーブなどに足や手を直接あてて一気に温めるよりも、徐々に温度を戻すようにしましょう。

冷水と温水で交互に足を入れて血行を改善する方法は、しもやけになる前の予防としては効果的てすが、しもやけになってからは刺激が強すぎるので、しもやけの症状が無くなるまでは控えておきましょう。

耳あてもあまりにも大げさなものでは日常的に使いにくいと思われる方もいますが、控えめなデザインのものもあるので、上手く活用してくださいね。

しもやけはかゆみが強くてツラいものです。

血行の悪さを感じている人は、油断するとしもやけになるリスクが高いので、しっかり予防してくださいね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役にたてたのなら嬉しいです。

サブコンテンツ

このページの先頭へ