油の温度の見分け方!目安を覚えて揚げ物失敗知らずになろう♪

揚げ物を美味しく揚げるコツは、油の温度です。

温度を間違えると、しんなりしたり油っぽくなってしまいますよね。

油の温度を計る方法として専用の温度計を使うという手もありますが、揚げ物をする時は究極に忙しいので、手間なく簡単に見分けられると便利です。

油の温度の見分け方や目安を覚えて料理に役立ててみて下さい。

油の温度の見分け方

油の温度を、温度計に頼らず自分の目で見て確かめるには、揚げ物に使う衣の液を一滴垂らして行います。

そのときの衣の状態を見れば見分けることができます。

油の温度は大きく分けて3つに分類されます。

  • 低温(150~170度)衣を入れると、一旦そのまま下へ沈みます。そして徐々に上へ浮かび上がります。
  • 中温(170~180度)衣を入れると、少し沈みますが、途中で浮き上がってきます。
  • 高温(180~200度)衣を入れると、下へ沈むことなく油の表面へすぐ浮かびます。

ポイントは、衣がどのくらい油に沈むかという点です。

温度が高いほど下へ沈まずすぐに浮き上がりますので、この動きをよく観察してみましょう。

 

また、衣で確かめる方法以外にも、菜箸を使った見分け方もあります。

この場合は、菜箸を油へ入れたときの様子に注目です。以下の目安を参考にしてみて下さい。

  • 低温
    菜箸のまわりから、少しずつ泡が出る。あまり反応はない。
  • 中温
    低温のときの反応より、泡の様子が勢いが良い。
  • 高温
    さらに勢いが良くなり、シュワシュワと細かい泡が立つ。

目安を覚えて失敗知らず!

以上のように、衣や菜箸で簡単に油の温度を見分けることができます。

油の温度の目安を覚えておけば、料理や食材によって温度を使い分け、美味しく仕上げることが出来ます。

温度を使い分けて以下のように調理しましょう。

  • 低温(150~170度)じゃがいもやれんこんなど、固くて火の通りにくい食材に。じっくり時間をかけて揚げていきます。
  • 中温(170~180度)から揚げやフライ、コロッケなどや野菜の天ぷらに最適の温度です。
  • 高温(180~200度)冷凍食品や、から揚げの二度上げなどは高温でからっと短時間で揚げましょう。

 最後に

衣や菜箸だけで、油の温度はとっても簡単に見分けることが出来るんですね!

合わせて料理や食材による温度の使い分けを覚えておけば、揚げ物は失敗なしでしょう。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

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